前回の記事で日本の良いところを書きましたが、じゃあなんで日本に住んでないの?と思ったんじゃないでしょうか。この記事では、その理由になる海外移住者から見た日本の良くないところを書いていきます。
結論から言うと、仕事環境、強烈な同調性、年功序列です。
ドイツでは原則残業はしないです。一定の残業時間を超えると企業が罰せられるからです。もちろんプロジェクトの締め切りが近いなど、多少の残業せざるおえないとこはあります。
それに比べ、日本の求人を見ると残業20時間以内と言う言葉が企業の売り文句になってたりします。しかも給料に既に残業固定代込みがほとんど。事前に残業することが分かってる事実が本当にありえないと思います。そして東京など大都市に企業が集中しており、だいたい給料が安く家賃が高い。
実際1年間東京で商社に勤務していた経験があります。夜11時まで働かされたり、営業先に行くために早朝出勤なんてことも多々ありました。もちろん残業代なし。あげくに飲み会やキャバクラなどに連れてかれ、働くために生きてる1年間でした。飲み会などを断るようになってからは、いじめみたいなことがあったり、すぐに日本脱出を決めました。
国によっては違うと思いますが、海外では生きるために働くことが普通です。
上記で飲み会のことを書きましたが、日本人は同調性がかなり強いです。NOが言いづらい環境を作ったり、NOなのに無理やり説得させようとしたり。海外ではNOはNOです。しかもはっきりNOと言うことはネガティブに取られません。
上司が帰らないから帰宅しづらいとか、まわりがやってるからなんとなく同じことをやるなど、日本人には自分の意志を表せない人が多いと思います。これは日本の教育もそうで、専門性が低く、全員に差し支えがないように広く浅く学ぶ事が一般的だと思います。
歳上を敬うことは大事です。また、尊敬しないことは失礼な対応をする事ではないです。しかし、尊敬していない人物に歳上というだけで、無理に尊敬を強いられることが日本は多いと思います。会社でも、能力や経験でなく年齢だけで高いポジションにいる、なんてこともあるんじゃないでしょうか。
よく海外では、年齢の違いがあってもフラットの関係です。正直コミュニケーションしやすくなりますし、お互いのことをより良く知り合えます。
自分は日本で生活しづらいことが多く、早い段階で海外移住を決意しました。特に日本の仕事環境は酷いと思います。日本の給料は比較的安く、大都市の家賃は高いという矛盾があります。また残業などのせいで、自分に使える時間が少なく成長の妨げになります。前回の記事で日本の食事はコスパが良いと書きましたが、本当は良いことではないと思います。ドイツでは、外食は高く、スーパーで買う食品は安いという傾向にあります。実際に、食品や乳児製品などの必需品には消費税が低く設定されています。外食は贅沢品で、自炊すれば安く生活できるということです。ここで何が言いたいかというと、日本の外食の値段がもっと上がれば、そこで働いている人の給料が上がり環境が多少改善される点。その代わりに、スーパーなどで食材品がが安くなれば最低生活費が抑えられるという点です。
海外在住者の中には、日本の仕事環境や同調性から離れられれば、日本に帰国しても良いと思ってる人は多いいと思います。日本に住みながら、海外の仕事でお金を稼ぐ事ができれば最高だなと思います。同じように日本で息苦しい思いをしている方は、海外移住も検討してみることをお勧めします。
この記事をお読みいただき、ありがとうございました。
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